RSS | ATOM | SEARCH
ミンミンゼミ

ミンミンとセミが鳴く 短い命すり減らし
オイラは定食屋のカウンターもたれて タバコふかす ふかす・・・

飛べない翼広げ 幼いツバメが鳴いている 鳴いている

あの声は変わらない その昔から変わらずにあるよ

ミンミンと ミンミンと 下手なオイラが唄を唄う
ミンミンと ミンミンと 不器用な魂 すり減らしてさ


理不尽な争いに 無垢な子供が泣いている
父を知らない その人がテレビの向こう 消えていく 消えていく・・・

好奇心のその果てに 足をもがれたカブトムシ、もだえてる

あの歴史は変わらない その昔から悲しいものさ

ミンミンと ミンミンと 知らない内に消えていく
ミンミンと ミンミンと 知らないオマエ 消えていくのさ

ミンミンとセミが鳴く しゃがれた声で唄ってらぁ
オイラは道の上 今日も懲りずに唄を唄うだけさ


〜”ミンミンゼミ”のエピソード・想い〜

2001年。高校2年生の時に書いた詞。
祖父が急死し、飼っていたペットが亡くなり、
その後起こった、9月11日のアメリカ同時多発テロ。
それらにショックを受け、生物の死について考え書いた詞です。

毎日、当たり前のように過ごしている自分ですが、
どこかの国のどこかの人は明日生きるか死ぬかの生活を送っている。
今日テレビに映っている人は、明日もういないかもしれない。

人の痛みに気付き、真っすぐ、正直に、懸命に生きる人になりたい。
不器用ながらも当時、自分に言い聞かせるように書きなぐった詞です。

今でも歌う度に背筋が伸びる想いです。
平凡な毎日を過ごせる事に感謝しながら歌っていきたいです。

author:南本智哉, category:Song, 03:11
comments(0), trackbacks(0), pookmark
flowing
少し肌寒い風が 傷ついた瞳に染みた
別々の道を 歩んでくだけの事実が

幾度もの季節越え すぐ迷うだらしなさを捨て
あなただけと決めたことに 後悔は無かった

尊し あの日の憧れを 紡いで重ねた今
会いたい想いを 敷き詰めて 織り上げた恋の羽


その瞳に映し出す 私は変わりない友だと
強く惹かれた優しさで 途切れてしまった

流れては 去り行く秋の風 乾いた景色の中に
うるんだ想いは 届かない まだあなたが愛しいのに

舞い上がる 枯葉の切なさを わびしさ、寂しさを
乾いた心に 映し出す 風に消えた恋の羽


〜”flowing”のエピソード・想い〜

2003年。高校3年の秋、曲として初めて完成させた処女作です。

失恋を女性の視点から書いた詞。
秋の風は他の季節にはない、独特の寂しさを感じます。
風に煽られ、空中を舞い上がり、落ちていく木の葉が
相手への未練を漂わせているように思えて詞を書きました。

もの悲しいけど、真っすぐで純粋な詞。
実体験を元に書いた曲です。
author:南本智哉, category:Song, 15:47
comments(0), trackbacks(0), pookmark
頑張る人へ
頑張るあなたへ 嘘のない言葉を
心を込めて そっと届けたい あなたへ


君にとって誰かにとって 暮らしの中にかけがえのない
そんな宝物 もっとあればいいな

幸せと思う時間だけ 僕らは早く歳をとる
そんな生き方も きっと悪くないよ

せわしく流れる時間の中で 少し疲れたら
僕の方おいでよ 優しいギター弾くよ

頑張る気持ちが 今日の君を支えてる
心の隙間に そっと染み渡る言葉を


もう少し、あともう少しと いつも背中を押してくれた
大切な友達が いつもそばにいるよ

素直になんかなれなくて 強がりな性格も
君のいいとこだよ だから焦らないで

頑張るあなたへ 微笑みある瞬間を
何気ない言葉をいつも交わしたい あなたと

頑張る気持ちが 明日の君をつくってく
いつも、いつでも そっと届けよう 心で

頑張るあなたへ 嘘のない言葉を
心を込めて そっと届けたい あなたへ

届けよう あなたへ


〜”頑張る人へ”のエピソード・想い〜

2007年。東京に上京していた時期に作った曲です。
東京は、様々な夢や憧れが集う場所であり、
常に前を見据えていなければ、すぐに足元をすくわれてしまうような、そんな場所です。

仲間や周囲に揉まれながら、励まし励まされながら、
”頑張る気持ちが、今日の自分を支えているんだ”と考え生活するようになりました。
毎日は、その考えの繰り返しで素晴らしくなれる。背伸びする必要なんてない。
そんな風に思い、夢に挑戦し続ける自分や仲間に向けて
手紙や日記を書くように自然体で書いた詞です。

一番歌っている歌です。
author:南本智哉, category:Song, 00:36
comments(0), trackbacks(0), pookmark
詞のエピソード・想い

今まで作ってきた自分の歌詞。

一度、更新して載せようかと思います。

作者の想いやエピソードを添えて。


曲を作った時の事。その当時の自分の考え方。

まだまだ未熟ながらも、その当時の自分がありのまま映っているものなのです。

自分としては、フォトアルバムを見返すような感覚です。


僕が書く詞というのは、実体験のストーリーや考えがキッカケになる事が非常に多いです。

そんなエピソードや想いを感じながら聴いてくださったら本望!!と考え、

ちょこちょこ詞を更新していこうかと思います。

author:南本智哉, category:Song, 00:35
-, trackbacks(0), pookmark
心の灯火
今年も僕らが暮らすこの街に 白い雪が降ってきた
心と体、一つに寄り添うように すれ違って行く恋人たち

君に似合う赤いマフラー 背中に隠しながら
いつもは言えない気持ちも包んでる この日の為の贈り物

誰かに時々、不安にもさせられて 相も変わらずに弱いまんまの僕さ
だけども、こんな風に寄り添えたなら こんなにも心の隙間 満たせるのさ

365色で彩られてく日々は 君がくれる優しき心の灯火
そこから零れた光に触れる指先 また恋に落ちてく僕がいる


手のひら重ねて歩ける今を このまま時間を止めて
なかなか会えない そんな寂しさも 今日だけは忘れていよう

いつしか僕らは全てを忘れていって この雪のように溶け去っていくのだろう
君からもらった、沢山の時が 愛おしく思えるから それでも構わない

とても寂しい想いを抱えながら 少し笑って見せる君が切なく思えてさ
舞い散る雪の欠片に願いを込めた そばにいれるなら、このままで…


365色で彩られてく日々は 君がくれる優しき心の灯火
そこから零れる光に触れる指先 僕の心 静かにこだましているのさ
分かりあってく事で大人になってく 僕ら、心はいつも変わらずにいよう
どんな君をも受け止めて歌う この歌は 僕の本当のプレゼント

君に歌うよ… 歌うよ…
author:南本智哉, category:Song, 22:32
-, trackbacks(0), pookmark
またね
「バイバイ」 また会えたらいいな 心配しなくていいよ
少し大人になったら また会いに来るよ

本当、懐かしい君の空気に 心の音色が
ほらね 溶け合ってさ 素敵な響きさ

バイバイ 必ず会える日を 想像して僕は暮らすよ
やらかく優しい気持ちで 
その日までバイバイ 笑顔でバイバイ
author:南本智哉, category:Song, 23:23
comments(0), trackbacks(0), pookmark
二人の形
心の隙間にある 穴を埋めたくて僕は
君へ続く言葉を  心に綴ってる

誰からも似てないって 言われ続けた僕らが
誰より身近に 感じ始めている

羽根のように 柔らかな気持ちでいれるから

心にある愛の形は いつも いつでも変わらないよ
それは誰にも触れられない 二人の形だから


流れ続けた時が 僕等に与えてくれた
互いが持つ呼吸 優しさ 愛しさも

どんな時も 変わらない 歩幅で歩いていよう

心が感じる優しさが 今日も明日も絆になる
それは僕等が築いてく 二人の形

心にある愛の形は いつも いつでも変わらないよ
言葉じゃ伝えきれないけど 形にしたくて そばにいるよ

心の隙間にある 穴を埋めたくて僕は
君と願う未来を心に描いてる
author:南本智哉, category:Song, 23:16
comments(0), trackbacks(0), pookmark
緑の街
スーッと晴れ渡る空の下で 君を思い出す
緑の芝の広がる公園 風が気持ちいい

遠くに見える子供たち サッカーボール蹴って
空に届きそうな笑い声 そっと眺めてるんだ

同じ時間の中でも 同じ空の下でも
君は君で 僕は僕

青く白い空に向かい 僕はつぶやいた
なんだか懐かしく思えて 照れくさくなった

広い芝生に横になって佇んでいた 
流れる時が心地よくて まぶた閉じた

なんでもないような歌をうたう 古いギター鳴らして
特別なことじゃなくても 僕は恵まれている

君を思い出して ウトウトしてさ まぶた閉じた

La La La・・・

恵まれているなぁ 君を思い出して まぶた閉じた
author:南本智哉, category:Song, 23:14
comments(0), trackbacks(0), pookmark
悲しい夢を見たように 静かに涙こぼす君
理不尽な世間の流れに 傷ついてしまったんだね

ジグソーパズルのように 崩れそうな君の心を
癒せるものなど僕には 何一つないけれど

しおれかけの花に 水をあげるように そっと

君が壊れないように 僕がそばにいるよ
くすんだ心にも いつかまた 凛とした花開くように


突然、光が途絶えて 飲み込んでしまった想いは
胸に潜んだ暗闇に 覆われてしまうから

柔らかな風が吹く 陽の当たる場所へ そっと

君を連れて行くよ 僕が手を伸ばして
そして降り注ぐ光を待ちわびる 儚い花のように


声が届くように 君に届くように
君を連れて行くよ 僕が手を伸ばして
いつか その涙も変わってく そんな日をささやかに描いてる
author:南本智哉, category:Song, 23:11
comments(0), trackbacks(0), pookmark